4億円馬券!!

4億円馬券!!

 日本中央競馬会で指定された5レースの優勝馬を的中させる「WIN5」で、史上最高の配当金4億2012万7890円の払い戻しがでました。的中したのは1票のみ!

 宝くじの当選金は非課税ですので6億円が当たっても申告は不要ですが、競馬の当選金は所得税法では「一時所得」となり50万円を超えると確定申告が必要になってきます。では、この4億円超の当選金を手にした幸運な方が確定申告をして納める税金はいくらになるでしょうか。

 「一時所得」計算方法は、(収入金額―必要経費―50万円)×1/2 となります。必要経費ですが、この当選金を得るために直接要した金額となりますのでこの当たり馬券一枚の掛け金だけです。あとの外れ券は該当しません。約4億2千万円の2分の1の2億1千万円課税所得とに課せられる所得税は 2億1千万円×45%ー479万6千円=8970万4千円    

それと合わせて住民税が 2億1千万円×10%=2100万円

合わせて、1億970万4千円 の税金を納めることになります。

競馬の当選金の件で最高裁まで争って年間の他のはずれ馬券まで経費の認められた判例もありますが、あれは競馬の賭け事が「事業所得」として認められた例外中の例外です。

 

2016年08月23日お知らせ
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