平成29年10月7.8日の「区民まつり」で税金チームが行った’税金クイズ’です。
問題 『〇』か『✕』問題です。
Q1、日本の税のはじまりは奈良時代からである
Q2.税金の使い道(歳出)の中で、最も多いものは、社会保障費(私たちの健康や生活を守るためのもの)である。
Q3.世界にはいろいろな種類の税金があるが、国民の肥満防止を目的とした税(ポテチ税)を導入している国がある。
Q4.中世のフランスで実際に「かたつむり税」という税金があった。
Q5.みなさんが納めている消費税、1年間で全国から集まる金額は17兆円である・
Q6.全国の公立小学校の生徒1人あたりに対して、国と地方が負担する教育費の額(1年間)は約89万円である。
Q7.日本国憲法における3大義務とは、「勤労の義務」、「教育を受けさせる義務」、「日本に住む義務」である。
解答と解説
A1.✕ 正解は邪馬台国の時代。3世紀の書物「魏志倭人伝」に税に関する記述があり、日本の税の始まりと考えられています。そして645年「大化の改新」以後、本格的な税の制度が作られました。ちなみに現代のように、税をお金で納めるようになったのは明治時代からです。
A2. 〇 平成29年度の使い道(歳出)の内訳
① 社会保障費約32兆円、②国債費約24兆円、③地方交付税交付金約15兆円、④公共事業関係費約6兆円
A3. 〇 2011年にハンガリーで健康増進を目的に「ポテトチップス税」が導入されました。スナック菓子・清涼飲料水等、塩分や糖分が高い食品に対して5~20%の税金が課されています。
A4. ✖ 正解は「カエル税」。領主が〝カエル”の鳴き声がうるさくて眠れないということで、領民たちが交代で水面を叩き、〝カエル”が鳴くのを防いだそうです。お金で納めるのではなく、働くことで納める税でした。
A5. 〇 正解。17兆円を、1万円札で積み重ねると、東京スカイツリーが約270個、重なる高さになります。
A6. 〇 正解。公立中学校は約110万円、公立の高等学校は約100万円相当の教育費(税金)が使われています。東京都内の学校はもっと多い税金が使われています。
A7. ✖ 正解は「日本に住む義務」ではなく、「納税の義務」です。税金は、国を維持し、発展していくために欠かせないものです。そのため、憲法では、税金を納めることを国民の義務として定めています。
クイズ提供:王子税務署
いかがでしたか、雑談の一つに加えていただけたら幸いです。工藤